世界的企業、IBMの信条
昨日、某IT企業社長から「IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉」という書籍を頂きました。
IBM、誰もが知っているグローバル企業ですが、IBMの略は何かを知っている人は少ないのでは・・(恥ずかしながら私は知りませんでした)。
IBMは、The International Business Machines Corp.の略です。コンピュータ業界の人であれば周知の事実ですが、一般的には知られていないと思います。
世界恐慌を乗り越え様々な障害があったにもかかわらずIBMほど成長してきた企業はないでしょう。
「会社が衰退あるいは没落する原因として、技術や嗜好、流行の変化など、また事業競争力や市場の判断、その会社のリーダーシップなどが考えられるが、IBMはこれらの原因が本質的に決定的なものとは考えていない」と述べられています(本書のP20より)。
では、会社の成功と失敗を分ける本当の違いは何かというと、
「社員のすばらしい活力と才能をどれほどうまく組織が引き出すか、つまり、組織形態や経営管理能力ではなく、信条と呼ぶものの力と、信条が組織の人々に訴える力のおかげである」と述べられています。
IBMの信条は本書によると次の3つです。
1)個人を尊重する
2)世界一の顧客サービスを提供する
3)すべての仕事を最高のやり方で遂行する
上記の3つの信条は読むと簡単ですが、会社経営においてなかなか実践できることではありません。特に個人を尊重するという信条は中小企業の経営者にとっては頭の痛い話ではないでしょうか。
この書籍はなぜIBMが成長発展を繰り返し成功して大企業となりえたかを知る上ではとても良い書籍と感じました。
IBM、誰もが知っているグローバル企業ですが、IBMの略は何かを知っている人は少ないのでは・・(恥ずかしながら私は知りませんでした)。
IBMは、The International Business Machines Corp.の略です。コンピュータ業界の人であれば周知の事実ですが、一般的には知られていないと思います。
世界恐慌を乗り越え様々な障害があったにもかかわらずIBMほど成長してきた企業はないでしょう。
「会社が衰退あるいは没落する原因として、技術や嗜好、流行の変化など、また事業競争力や市場の判断、その会社のリーダーシップなどが考えられるが、IBMはこれらの原因が本質的に決定的なものとは考えていない」と述べられています(本書のP20より)。
では、会社の成功と失敗を分ける本当の違いは何かというと、
「社員のすばらしい活力と才能をどれほどうまく組織が引き出すか、つまり、組織形態や経営管理能力ではなく、信条と呼ぶものの力と、信条が組織の人々に訴える力のおかげである」と述べられています。
IBMの信条は本書によると次の3つです。
1)個人を尊重する
2)世界一の顧客サービスを提供する
3)すべての仕事を最高のやり方で遂行する
上記の3つの信条は読むと簡単ですが、会社経営においてなかなか実践できることではありません。特に個人を尊重するという信条は中小企業の経営者にとっては頭の痛い話ではないでしょうか。
この書籍はなぜIBMが成長発展を繰り返し成功して大企業となりえたかを知る上ではとても良い書籍と感じました。
| IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 Jr.,トーマス・J. ワトソン (2004/07) 英治出版 この商品の詳細を見る |
本業の進化を追求するネット企業が生き残る
今日の日経新聞朝刊「経営の視点」からですが、来月IPOするSNS大手「ミクシィ」と、非公開企業の「はてな」のことが取り上げられていました。
編集委員の言わんとするところは、「ミクシィやはてなは本業の進化を一貫して追及している、かたや楽天やライブドアは何が本業かわからなくなってきている。ライブドアは市場からの撤退をやむなくされた。アメリカで急成長を遂げているGoogleやYahoo!は本業を追求し続けている。財閥を形成するような楽天の経営手法と、本業だけを追求し続ける企業のどちらが成功するのか。どちらかと言えば本業追求しているネット企業のほうが生き残るのでは・・」と勝手に解釈しました。
確かにそのような側面もあるでしょうが、どちらがサバイバルできるかは誰にも予測できません。WEB2.0時代と巷で誰もが取り上げる環境になってきましたが、それゆえにミクシィやはてながマスコミのターゲットとして格好の標的とされているのかと思います。
しかし、ユーザー本位のGoogleの無料サービスがネット先進国アメリカで急成長していることを考えると、やはり本業に専念している企業のほうがサバイバルできるパワーが強いのかと思ったりもします。
いずにせよ、これからのネット企業で生き残れるところが本物であることに間違いないでしょう。5年後のネット業界の地図がどのように変遷しているのか、とても楽しみです。
編集委員の言わんとするところは、「ミクシィやはてなは本業の進化を一貫して追及している、かたや楽天やライブドアは何が本業かわからなくなってきている。ライブドアは市場からの撤退をやむなくされた。アメリカで急成長を遂げているGoogleやYahoo!は本業を追求し続けている。財閥を形成するような楽天の経営手法と、本業だけを追求し続ける企業のどちらが成功するのか。どちらかと言えば本業追求しているネット企業のほうが生き残るのでは・・」と勝手に解釈しました。
確かにそのような側面もあるでしょうが、どちらがサバイバルできるかは誰にも予測できません。WEB2.0時代と巷で誰もが取り上げる環境になってきましたが、それゆえにミクシィやはてながマスコミのターゲットとして格好の標的とされているのかと思います。
しかし、ユーザー本位のGoogleの無料サービスがネット先進国アメリカで急成長していることを考えると、やはり本業に専念している企業のほうがサバイバルできるパワーが強いのかと思ったりもします。
いずにせよ、これからのネット企業で生き残れるところが本物であることに間違いないでしょう。5年後のネット業界の地図がどのように変遷しているのか、とても楽しみです。
ミクシィ、9月14日にマザーズへIPO
EDINETで有価証券届出書をチェックしてみました。
「想定される時価総額は、なんと1000億円以上!」
1株あたりの公募価格の想定金額は@155万円、発行済株式数6万6000株と
公募4,500株、(潜在株6834株はありますが)の合計70,500株を発行済株式総数と考えて、時価総額は@155万x70,500株=1092億7500万円となります。1000億円超の時価総額を想定した公募です。
「調達資金は70億弱!」
公募で4,500株を1株@155万円で発行し、69億7500万円を市場より調達する予定です。サーバーの増強や事務所の拡張に投資するとのこと。
既存株主の所有する株式の売出しは合計で2,100株です。
売出しにより得られる想定売却資金の内訳は次のとおり。
サイバーエージェント 1,050株 16億2750万円
ネットエイジグループ 700株 10億8500万円
代表笠原健治氏 350株 5億4250万円
「売上高の過去の推移」
14/3(第3期) 7100万円
15/3(第4期) 1億4497万円
16/3(第5期) 3億3810万円
17/3(第6期) 7億3942万円
内、ネットメディア広告(SNS) 1357万円
ネット求人広告 6億3804万円
その他 4279万円
18/3(第7期) 18億9345万円
内、メディア 6億4083万円
求人 12億2172万円
その他3088万円
第6期と第7期を比較するとSNS広告で約47倍、求人広告で約1.9倍とSNS広告での伸び率が驚異的です。
「税引後当期純利益の推移」
14/3 370万円の赤字
15/3 373万円の赤字
16/3 577万円の黒字
17/3 9676万円の黒字
18/3 5億7628万円の黒字
過去5期間で2期連続赤字が6億円弱までの黒字になっています。
「資本政策」
過去に3度の株式分割を行っていますが、次のようになっています。
「1株5万円で取得した株主の総投資額」
1株5万円 x 600株 = 3000万円
「サイバーエージェントの投資額」
1株11.4万円 x 600株 = 6840万円
「合計投資額 9840万円」
内B/S上の資本金勘定6420万円
資本準備金勘定3420万円
「株式数と1株あたり取得価額」
3度の株式分割で1株5万円で株式取得した株主の株式数は
600株 x 10x2x5(100倍)= 6万株になっています。
つまり、1株当たりの取得価額は500円(3000万円÷6万株)です。
サイバーエージェントの株式数は2度の株式分割で
600株 x 2x5(10倍)=6000株になっています。
1株当たりの取得価額は11,400円(6840万円÷6000株)になります。
公募予定の1株当たり価額は155万円を想定していますので
株式の含み益は
1株5万円で株式取得した株主
(155万円−500円)x6万株=929億7000万円
サイバーエージェント
(155万円x6000株)−6840万円=92億3160万円となります。
1株500円が155万円とは、どのような計算根拠なのか、従業員50名弱、売上高18億のベンチャー企業が1000億円の価値をつけるとは・・。
今年はじめにIPOしたドリコムと同じようにミクシィはそれ以上の将来期待を背負ってのIPOのようです。初値はどの程度になるのか楽しみです。
「想定される時価総額は、なんと1000億円以上!」
1株あたりの公募価格の想定金額は@155万円、発行済株式数6万6000株と
公募4,500株、(潜在株6834株はありますが)の合計70,500株を発行済株式総数と考えて、時価総額は@155万x70,500株=1092億7500万円となります。1000億円超の時価総額を想定した公募です。
「調達資金は70億弱!」
公募で4,500株を1株@155万円で発行し、69億7500万円を市場より調達する予定です。サーバーの増強や事務所の拡張に投資するとのこと。
既存株主の所有する株式の売出しは合計で2,100株です。
売出しにより得られる想定売却資金の内訳は次のとおり。
サイバーエージェント 1,050株 16億2750万円
ネットエイジグループ 700株 10億8500万円
代表笠原健治氏 350株 5億4250万円
「売上高の過去の推移」
14/3(第3期) 7100万円
15/3(第4期) 1億4497万円
16/3(第5期) 3億3810万円
17/3(第6期) 7億3942万円
内、ネットメディア広告(SNS) 1357万円
ネット求人広告 6億3804万円
その他 4279万円
18/3(第7期) 18億9345万円
内、メディア 6億4083万円
求人 12億2172万円
その他3088万円
第6期と第7期を比較するとSNS広告で約47倍、求人広告で約1.9倍とSNS広告での伸び率が驚異的です。
「税引後当期純利益の推移」
14/3 370万円の赤字
15/3 373万円の赤字
16/3 577万円の黒字
17/3 9676万円の黒字
18/3 5億7628万円の黒字
過去5期間で2期連続赤字が6億円弱までの黒字になっています。
「資本政策」
過去に3度の株式分割を行っていますが、次のようになっています。
「1株5万円で取得した株主の総投資額」
1株5万円 x 600株 = 3000万円
「サイバーエージェントの投資額」
1株11.4万円 x 600株 = 6840万円
「合計投資額 9840万円」
内B/S上の資本金勘定6420万円
資本準備金勘定3420万円
「株式数と1株あたり取得価額」
3度の株式分割で1株5万円で株式取得した株主の株式数は
600株 x 10x2x5(100倍)= 6万株になっています。
つまり、1株当たりの取得価額は500円(3000万円÷6万株)です。
サイバーエージェントの株式数は2度の株式分割で
600株 x 2x5(10倍)=6000株になっています。
1株当たりの取得価額は11,400円(6840万円÷6000株)になります。
公募予定の1株当たり価額は155万円を想定していますので
株式の含み益は
1株5万円で株式取得した株主
(155万円−500円)x6万株=929億7000万円
サイバーエージェント
(155万円x6000株)−6840万円=92億3160万円となります。
1株500円が155万円とは、どのような計算根拠なのか、従業員50名弱、売上高18億のベンチャー企業が1000億円の価値をつけるとは・・。
今年はじめにIPOしたドリコムと同じようにミクシィはそれ以上の将来期待を背負ってのIPOのようです。初値はどの程度になるのか楽しみです。
| mixiコミュニティ完全ガイド (2006年春夏) (2006/03) 千舷社 この商品の詳細を見る |
Google、マイスペースに広告掲載
今日の日経新聞夕刊からですが、アメリカGoogleがアメリカ最大のSNSマイスペースに広告を掲載し、9億ドル(約1000億円)を支払うとの記事が掲載されていました。
マイスペースはアメリカメディア大手のニューズコーポレーション傘下で閲覧者数が5,234万人という超巨大SNSです。
Googleは来年'07年1月から'10年6月までの3.5年で9億ドルを支払うとのことですから、月当たりの広告料はなんと約24億円です。
マイスペースのほか、ゲーム情報サイトや他の10以上のサイトにも独占的に広告を提供するとのことです。
Googleが大手メディアを牛耳ることができればGoogleがネット上でのマイクロソフト(他の追随を許さない独占企業)になる可能性が高いと思います。
マイスペースはアメリカメディア大手のニューズコーポレーション傘下で閲覧者数が5,234万人という超巨大SNSです。
Googleは来年'07年1月から'10年6月までの3.5年で9億ドルを支払うとのことですから、月当たりの広告料はなんと約24億円です。
マイスペースのほか、ゲーム情報サイトや他の10以上のサイトにも独占的に広告を提供するとのことです。
Googleが大手メディアを牛耳ることができればGoogleがネット上でのマイクロソフト(他の追随を許さない独占企業)になる可能性が高いと思います。
| グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) 佐々木 俊尚 (2006/04) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
ネットエイジグループマザーズへ上場
ネットエイジグループが東証マザーズに8月末上場するとのことです。
http://www.netage.co.jp/
公募株価は1株60万円を想定していて3500株発行、総額21億円の資金調達です。
有価証券届出書をみますと、18年3月期の連結売上高18億9679万円、当期純利益1億9948万円、純資産15億7576万円となっています。発行済株式数は36,962株です。PER(株価収益率)は約111倍となっています。
やはり将来の成長性を期待されてPERは高めになっています。新興市場の株価がさえないなか、どのような初値がついてその後どのように株価が動くのか。
1株60万円x公開後発行済株式数40,462株=約242億が、時価総額となります。http://netindex.jp/ネット株価情報によるとGMOペイメントゲートウェイと同じぐらいの価値になります。
渋谷ビットバレーを創出しネットバブルを乗越えてのIPOで、期待できるWEB2.0時代の会社だと思います。
http://www.netage.co.jp/
公募株価は1株60万円を想定していて3500株発行、総額21億円の資金調達です。
有価証券届出書をみますと、18年3月期の連結売上高18億9679万円、当期純利益1億9948万円、純資産15億7576万円となっています。発行済株式数は36,962株です。PER(株価収益率)は約111倍となっています。
やはり将来の成長性を期待されてPERは高めになっています。新興市場の株価がさえないなか、どのような初値がついてその後どのように株価が動くのか。
1株60万円x公開後発行済株式数40,462株=約242億が、時価総額となります。http://netindex.jp/ネット株価情報によるとGMOペイメントゲートウェイと同じぐらいの価値になります。
渋谷ビットバレーを創出しネットバブルを乗越えてのIPOで、期待できるWEB2.0時代の会社だと思います。
| 起業は楽しい!21世紀ニッポンの起業家人生入門 西川 潔(株式会社ネットエイジグループ創業者/代表取締役社長) (2005/03/10) 日経BP社 この商品の詳細を見る |











